ポケモンヲタクが初めてガールズバーに行った話

 

タイトルの通り、日記である。俺のひねくれた思考を見ていってほしい。例のごとく俺が誰なのかの言及は避ける。

 


俺のスペック

23歳 新社会人

素人童貞 彼女いたことなし

チビヒョロガリメガネ、逆張りオタク

好きな芸能人 ひろゆき

趣味 特技

ポケモン、数学、ネットイキり、論理的思考

女の子との関わりは殆どない。

 

 

 

ある時、友人と秋葉原で飯を食った。そいつはおっさん相手の女装風俗で働く20歳の男なんだが、俺はほぼ毎回そいつに飯代を奢らせている。普通に畜生である。別に命令しているわけではないのだが、俺の何倍も稼いでいるそうなのでありがたく受け入れている。

その日も2人で5000円の会計を払ってもらった。そして店を出たのが22時頃だったがすることがない。カードショップが閉まっているのでポケカを買うこともできない。暇なので街をぶらぶら歩いていると、友人が「メイド喫茶行かない?」と言ってきた。昼間よりは少ないが客引きの女の子がチラホラいる。俺にとって彼女たちはカードショップの通り道にいて怪しくて毎回スルーしなければならない存在であった。だが代金も出してくれるということなので人生経験に行くことにした。俺に金を出して何のメリットがあるのか友人に毎回聞くが「面白いから」とよく分からない返答をいつもされる。

ただ、俺は女の子と会話を殆どしたことがない上に、酒を一切飲まない。相当不安で緊張している。しかも過去に別の友人がガールズバーでぼったくられて5万円請求されたとかいってた話を思い出してビビっていた。別にコーラだけ飲んでればいいし、金も出してもらえるのだが。

 

 

 

そして友人が道の女の子に声をかけて料金システムを聞いて回る。30分2000円、1時間3000円、キャストドリンク1000円、タックス20%と色々説明をされたが正直どうでもいい。計算は他人より好きな方であると思うが俺は興味のないことは頭に入ってこない。何故なら俺は金を払わないから。

聞いて回るときに友人は「他の人にも料金システム聞いてきて気になったら戻ってくるね〜」と言って去っていく。慣れている。俺だったらこんなこと言えないなと思いながら黙って後ろをついていく。3人くらい声をかけて友人が料金に納得できそうなところがあったのでその店に入ることにした。

 


女の子に案内されてビルの小さい階段を上がったところの部屋に入った。狭い部屋にバーカウンターがり、奥にはソファがあった。薄暗くて広さ的にもカラオケの部屋みたいな感じだった。一応カラオケの機械もあった。女の子が5人くらいと他に客が3人くらいいて会話をしていた。

俺と友人はバーカウンターに並んで座り、女の子が2人ついた。友人が「メイド喫茶というよりはガールズバーという感じだね」という。違いがわからん。メイドとかなんかのコスプレとかしているのをコンセプトカフェというらしいが、ガールズバーの定義はなんだ。どこもガールがいて酒は飲めるだろ。メイドみたいなドレスを着ているが違うのだろうか。多分、メイド喫茶は食い物に謎の呪文とかを唱える系統のことなんだろうなと思うことにした。

 


初めに女の子2人が名札を見せて自己紹介をしてきた。別にこちらは名乗る必要はないようだ。俺は他人の名前を覚えるのが苦手な上に、女の子を名指しで呼ぶことすら気がひけてしまう。それに呼び捨てはないと思うが、ちゃん付けなのかさん付けしたらいいのかわからない。(どっちでもいいだろ)と本当にどうでもいいことに思考を巡らせた上に、結局最後まで名前を呼ぶことはなかった。

 


初めに俺はコーラを、友人は酒を頼んだ。そしてキャストドリンクと言って、1000円で女の子に飲ませてあげるという体の酒を2つ頼んだ。以前から聞いたことがあったが、このシステム実にバカバカしい。これは女の子が奢ってくれてありがとうという気持ちで飲むわけだが、この酒は彼女達自身で入れる。別に俺らが頼まなくても勝手に入れて飲めるだろ。茶番だ。

 


そして4人で乾杯をした。40分コースで途中20分で女の子が交代するか選べるらしい。マスクを外したら2人ともかわいかった。というか俺は末期なので若い女の子はみんな可愛く見える。トゥイッターとかでこんな顔でチヤホヤされてる勘違い女と晒されている子も普通に可愛いと思うことが多い。

友人が中心に会話を進めていく。ここでおれは一つ疑問に思っていた。これはタメ語で話すべきなのかどうか。(どっちでもいいだろ。)友人も女の子も基本敬語だがたまにタメ語を使う。一貫性がない。とかまた余計なことに思考を巡らせていた。結局俺もごちゃまぜで話した。

 


話題はどんなアニメや映画を見ているかの話になっていた。俺はアニメはあまり見ない。アニメや映画を見ると内容に文句をつけたくなってしまう。人気だからと鬼滅の刃を見たことがあるが、最後の力を振り絞らなければ使えない技を何回も使ってて引き伸ばしててモヤモヤした。ただ、キャラデザもよく、かなり絵がキレイで声優の感情も伝わってくるので、内容を深く気にしない人は雰囲気で好きになると思った。世の中雰囲気で生きている人ばかりだから人気なんだろうと思っている。アニメなんか見ていても自分の成長には繋がらない。俺はゲームで勝つのが好きだ。そこら辺のアニメ見てグッズを買う受け身なオタク達とは違う。俺は最強を目指すオタクだ。

 


ネトフリとかも入ってないし、出てきたアニメの名前もよくわからないので黙って話を聞いていた。そうしたらホラー映画の話になり、片方の女の子は見ると霊が出てきそうで怖いから見ないと言った。当然霊なんてものはこの世にいないのだが、論破しにきたわけではないので黙っていた。もう片方の子はホラー映画が好きでなんなら家に霊が出るという。テレビが勝手につくらしい。そこで俺もこの前勝手に家のテレビがついたことを話した。怖くないか聞かれたが、「隣の家のリモコンの電波が壁を抜けてきただけだと思う」と言うとそうなんかなーみたいな反応をされた。俺の家のアパートは業者が全部屋に回ってきて契約をしたので、同じテレビのリモコンを使ってる可能性が高い。というかテレビがつくのはリモコン以外の要因は考えられないんだからほぼほぼ確実な理由だ。だが、そんな面倒なことは言わなかった。

 


論理的に考えることと、論理的な話をすることは全く違う。この場は討論会ではなく、楽しむためにある。雰囲気が悪くならないよう相手の意見は否定せずに話すべきだろう。何でもかんでも論破しようとするそこらへんのひろゆきキッズと俺は違う。

女の子達は高卒らしいが勉強してないと幽霊を信じやすいのだろうかと、3人の高卒に囲まれながら最も収入の低いであろう大卒は考えていた。

 

 

 

話題はイヤホンの話になった。俺以外の3人はワイヤレスイヤホンを使っていた。片方失くしただの充電し忘れたとかあるある話をしていた。共感できないので俺は黙っていたが、流石はこういう店の女の子だ。俺に話を振ってくれる。有線のイヤホンを使っていると言うと、「えー、絡まるじゃん」と。確かに絡まるがそれは管理を注意すればいい。というか、ここまで失くすとか充電が必要とかデメリットをあげていたのに、絡まることのデメリットはそんなに大きいのか?

更に俺の有線イヤホンが一万円なことにも驚かれた。ポロッと道の溝にでも落とすだけで3万円の損失を生むイヤホンを使いながら。

100均でも買えるのにとも言われた。俺も初めはイヤホンなんてどれも同じだと思っていた。だが、一万円のイヤホンを使うようになったのにも理由がある。俺は常に合理的な行動をしたいと考えている。

以前は2000円くらいのイヤホンを使っていたが、それが壊れて100円のイヤホンにしたことがある。これで音楽を聴きながら歩くと体にコードが当たってその音が入ってくることに気づいた。一歩ごとにボコっと音がするのである。なのでまた2000円のイヤホンを買ったのだが、100円のより小さいながら体が当たる音がする。こういうのは一度気になると常に気になってしまう。仕方なくヤマダとヨドバシのイヤホンコーナーでお試しイヤホンを片っ端からつけて、コードにデコピンして音がしないか確認した。その結果1万円のイヤホンくらいからマシに感じるようになったから買った。そんな長い話はだるいので「安いイヤホンだと体に当たる音がするから」と言った。

他にも女の子達はワイヤレスイヤホンは電車で音漏れしないように、接続しても小音で聞いて接続を確認するという。俺は「コードを繋ぐだけで安心できる有線がいい」と言った。

そんな俺の拘りを言い続けていたら、お兄さんの考えは納得させられるものがあると言ってくれた。なんか論破するみたいになったので、「別に意見を押し付けるわけではないよ」と言っておいた。自分の意見を言う時だけ俺はベラベラ喋れる。

 


次に友人が「出会いがなくて悩んでいるんですよ〜」と言う。これは大嘘で友人は先日マッチングアプリで彼女を作ったのだが、俺に気を使って話を聞こうとしてくれた。この空間はもはや女の子に会話を求める2対2の関係ではなく、1対3である。俺が3人に気を使わせているような状態になった。

そうすると女の子はマッチングアプリがいいよと色々説明してくれた。加えてガールズバーも客と付き合う気は一切ないので出会いがないと。たまに勘違いして好意を寄せてくる客がいると言う。そういう話も聞いたことがある。女の子と話す機会がないからこういう店に来る人も多いだろうから必然だろう。だが、俺はそんな勘違いオタクとは違う。モテなさすぎてそれは理解している。

 


マッチングアプリ以外だったら、なんかのゲームがおすすめと言われた。興味のないことには頭が働かないのでゲームの名前は忘れた。俺は相当気に入らない限り新しいゲームはやらない。鬼ごっこをするゲームで、他のアプリで通話しながらやるらしい。女の子も沢山やっているらしく、割と出会えるとのこと。強いとモテるらしく、考えるのは好きなのでやり込んだらゲームは得意になる自信がある。だが、俺はヌルい気持ちでゲームをやるのが嫌いだ。別に娯楽や出会い目的でゲームをする人がいてもいいが、俺は戦うなら徹底的にやりたい。俺が本気なのにエンジョイ勢とやるとイライラする。そんな思考をしているので世界大会が存在するか聞きたかったが、趣旨が違うのでやめた。

 


そんなこんなで40分経ち友人に2人の会計の15000円を払ってもらった。結局20分のチェンジはしなかったので追加で金もかかり、友人は躊躇なく追加のキャストドリンクなどを注文してこの金額だ。一瞬で金が溶けていくな。ありがとう。そして駅で解散した。

 

 

 

・会話

改めて俺の会話の能力のなさを実感した。相手の考えを否定しないとか自分の意見を押し付けないとか理論ではわかっているが、実践となるとあまり話せない。この理論を実践に移せない感覚、脳内最強のデッキを組んで練習せず大会に臨んでミスして負けるのに近い。

4人で話してるから黙る人がいるのは仕方ないが客側なんだからもっと話していい筈だ。まあ俺1人だったらこの店には入っていないから2人で話すことはいのだが。

別に俺は会話が嫌いなわけではないし寧ろ好きだ。つまらなかったわけではないが、折角金を払っているのに自分が頑張らなかったせいでなんか損した気持ちになる。(タダなのに損とかない。)俺みたいな受け身な思考では楽しさが半減する。ミッキーの着ぐるみに中身がないと思い込むように、客側も努力してこそより楽しむことができるのだろう。

何事も上達には実践が必要だ。この女の子と友人の3人はおっさんといつも会話しているから慣れている。論理とかではなく話し方が身についている。友人は話がよくわかってないのに相槌打ってることも多い。

 


俺が会話をする気にならないのには理由がある。極端な話、人は会話をしなくても生きていけるからだ。必要性がない。だからこそコミュ力のない人間が誕生する。そうやって生きてこれたのに、ある時彼女が欲しいと思うとその能力は必要になり上達には相当な苦労が伴う。

ネットの友達にはちょくちょく会うが、同じ趣味があるのでその話は無限にできる。だが、会社の飲み会とかは話題も思いつかないし、親しくなれる気もしない。一応こういう会には積極的に参加しようとしているが、一向に上達しない。どうしたらいいものか。

 

 

 

・愛

何故彼女が欲しいのか友達とは違うのか考えたことがある。この違いとは代わりが効くかどうかである。友達は複数人いていい。友達の代わりが効くというのは語弊があるが、5人でも20人でも気持ち的には変わらない。だが、彼女は最大で1人にしなければならないというのが日本文化では一般的だ。俺は誰かの代わりの効かないただ1人のなりたいのではないかと思っている。それこそが自分が存在している絶対的な意義になる。

就職する前は学童保育でバイトしていたのだが、小学生の男子達はこんな俺にも親しくしてくれた。おばさんだらけの職場でまともに運動ができる若い男な上に、子供の好きなポケモンの知識も半端なく、勉強も教えられる。こんな遊び相手として最高の人材は他にいないわけである。それでいて子ども達は俺がオタクだとかキモいとか思わないし、会話も全て正直でいい。そして膝に座ってきたり、買ってもらったポケカの報告を聞いている時、俺の代わりはいねえなと愛を感じていた。もちろんいかがわしい気持ちではない。こいつらは俺の膝にしか座らないし、おばさんにもポケカの話はしない。その場で俺はそいつらにとって代わりの効かない存在なのだ。いつか自分に子どもがいたら楽しいだろうなと思っていた。

だが、就職してからというもの愛を感じられずにいる。俺じゃなくてもできるようなしょーもない仕事をしながら孤独に生きている。

 


考えてみると、彼女が欲しいとか寂しいとか思うのは人間の本能的な部分に動かされている筈だ。だが、本能に負けるなと思ってこれを捨て、一生独身で生きようとする選択は取らないだろう。何故ならそもそも俺が生きたいと思っていること自体本能的なもので、極論俺が存在する意味なんてないからだ。本能を捨てることは死ぬことだ。だから俺は本能には支配されながらも論理的に生きていきたいと思っている。その中で俺は誰かにとって代えの効かないものだと実感し、生きている意味も見出したい。そして幸せに生きていきたい。

 

 

 

・俺の生き方

彼女が欲しいならマッチングアプリをやればいいというのはそう単純なことではない。マッチングアプリは俺の目線からすると沢山いる女の子の中から1人でも親しくなれる人を探すというふうに言えば聞こえはいい。だが、逆も然り。男も無限にいるしなんなら女より多い。仮に可能な限りカップルができたとしても俺は余る側だろう。全単射にはならない(←写像ってなんすか?)

そして更に現実は厳しく一部のレベルの高い男女が出会いまくってるだけである。中には全く出会う気はなくいいねを稼いで自己顕示欲を満たすためにやっている女の子もいるらしい。更に女は男のマナーだとか飯の奢りだのを気にするらしいが、殆ど女性経験のない俺は会ったとてどう考えても見限られるだけだろう。ポケカで練習のつもりで小さい大会に出たらめちゃくちゃ練習した強者にボコボコにされる感じに近いだろう。俺にとっては経験を積む練習の場、相手にとっては人間性を見る本番の試合なのである。だが、女の子の友達がいない俺はそこでしか練習はできないわけで完全に詰んでいる。一生勝てないのである。あーあ。

そしてマッチングアプリの性質には苦手なところがある。それは相手が気に入らなければいつでも連絡を切れて、皆他人を見定める前提でやっていることである。俺はこう見えて人間の心がある。関係を切る前提で人に会いたくない。さっき友人がキャッチの女の子に話を聞いたのに誤魔化して行かなかったこともちょっと酷いと思ったし、20分経過で目の前に女の子がいるのにチェンジを要求することもできない。この前、突然きた訪問販売にその場でWi-Fiを契約してしまったことも俺に良心があるからだ。

 


いつからだろうか、俺は自分から新たに他人に関わりに行くことを殆どしなくなった。自分から行って仲良くなれる気もしない。だからこそ、逆に俺は関わりに来てくれた人は男女関係なく誰でも受け入れて仲良くしたいと思っている。人と会って知れることは多い。実際こうしてガールズバーに来られたのも友人が会いたいと言ってくれたことから始まっている。俺は色んなネットの人と会ってきた。同じゲームをしているだけで、一般的な学生から、ホスト、YouTuber、東大生、子持ちのおっさん、無職とか様々な人がいる。俺は人の生き方に興味がある。他人を知ることも人生の幸せを追求することに繋がると思っている。

この世の全ての人が分かり合えるとは思っていないが、俺は全ての人のことをわかりたいと思っている。人の考え方や行動には必ず理由がある。それを考えると俺はどんな人のことも受け入れられる。だから俺には嫌いな人が多分いない。

そして俺はより多くの人と出会えるように、ゲームで勝って有名になりたいと思って生きている。こんなんじゃ一生結婚できなそうだな。あーあ。

 

 

 

以上。話が飛躍しすぎてガールズバー関係なくなっちゃったよと俺の中の澤部がツッコんできたので終わります。ここまで閲覧ありがとう。

ポケモンヲタクがソープで童○卒業した話


未成年は閲覧非推奨です。

 


まず俺がこの記事を書くに至った経緯だが、ネットの友人が記事を書くことを条件にソープの代金を払ってくれたからである。ありがとう。

一応、俺と友人が誰なのかの明言はこの記事では避けようと思う。

 


補足するとソープランドとは挿入ありの風俗店である。店側が行為を女性に強要するのは違法だが、あくまでこれは風呂屋で客と女の子が自由恋愛に発展して行為に至るという建前があるので検挙されないらしい。こういうグレーなのが嫌いな人は信号無視をしたことが一度もなかったら文句を言ってくれ。

 

 

 

本当はこんなに恥ずかしいことを記事にして発信したくはない。俺は下ネタを他人と共有することに意義を感じない。中高生の時も友達が下ネタを話している時は黙っていたし、それに関する知識を調べる必要はないと思っていたので体位の種類もろくに知らなかった。自分1人でシコシコするのが日常だった。

だが、今回は22000円も払ってくれた友人に敬意を表し、包み隠さず書いていこうと思う。俺の最初で(多分)最後の風俗レポートだ。

 

 

 

俺のスペック

22歳 大学生 

童貞 彼女いたことなし

チビヒョロガリ 逆張りオタク

好きな芸能人 ひろゆき

趣味 特技

ポケモン、数学、ネットイキり、論理的思考

女の子との関わりは殆どない。

 

 

 

ある時フォロワーの1人と飯に行った。そいつは19歳の男の子で女装して男性相手に風俗で働いているらしい。普段は純粋無垢な小中学生に勉強を教えている俺としてはそんな世界の人と出会ったことにとても驚いた。それでその友人はそこそこ金があるので面白そうだからと俺にソープを奢ると言ってきた。自分から金を払ってそういう店に行くのは負けだと思っていたが、払ってもらえるなら行ってみようとお願いした。

 


俺は失敗するのが嫌なので何事も想定通りにしたいと考えている。そこで入念に準備をすることにした。

 


前日の夜。店を決めてもらったので出勤する中でどの子にするか選ぶ。これについてもリサーチと友人からのアドバイスから考える。まず、最優先は顔であるが、パネル写真は加工されていてあてにならない。正直みんな可愛い。取り敢えずパネル写真の中でより好みなものに絞る。次に口コミ数を見る。そこそこ数がある子は多くの人に評価されていて信用ができる。これがなんだかんだで一番重要なんじゃないかと思う。その次に年齢については大体20〜25歳と書いてあった。その範囲なら別に構わないが結構サバを読んでいるらしいのでおばさんを引かないようになるべく若めにすることにした。そして身長であるがこれだけは恐らくサバを読んでいないと思い自分よりちょっと小さいくらいの子を探した。最後にスリーサイズであるがこれもみんな似たようなナイスバディで流石に当てにならないと思った。ただ、胸が大きい子がいいと思ったが、安易に選ぶとお腹も大きいデブがくる可能性があると言われたので大きすぎるのは選ばないことにした。そしてこれらを総合的に考えて1人の子に決定した。初めてなのでどんなことがあるか完璧には予測できないが、最悪ブスやおばさんが来ても他人の金だし受け入れようと覚悟した。夜はネットの風俗体験記を読んで失敗した話にビビったり、満足した話に夢を膨らませたりしていた。

 


当日。夜中に今日のことを考えて何度も目が覚めて朝になった。十分な睡眠をとれたわけではないが目は冴えていた。キスをする可能性があるので口の中に食べ物の感じを残したくないと思い、7時くらいにおにぎりを一個食べて歯を磨いた。あとは家を出るギリギリまで寝ていた。行くのは値段の安い昼間にしたが、ムラムラしすぎて夜だったら待ちきれなかったと思う。

 


11時に友人と南千住で待ちわせてソープ街へ。予約は友人が当日に取ってくれた。そこ一帯は吉原と呼ばれているらしい。駅からはちょっと離れていて住宅と風俗以外にコンビニくらいしか店がなかった。風俗店は外装がオシャレな感じで店名も一見なんの店だかわからない名前ばかりだがなんとなく雰囲気でわかるようになってる。昼間だからか客引きのおじさんが店の前にチラホラいるだけで人は殆どいなかった。時間があったのでコンビニに寄ったが数人いた客はキレイな女の人だったのでここら辺で働いてるのかなと思った。

歩いていると店の名前で「翡翠(ヒスイ)の夢」というのが目に入って「これから俺のポケモンレジェンズアルセウス(モンスター創造の伝説)が始まるぜ〜」とか考えていた。一応、入ったのはこの店ではない。ここだったらこの記事はヒスイダイケンキ(翡翠体験記)になっていたなw(←40点)

 


12時に予約した店に入り友人に金を払ってもらった。俺は70分コースで友人は50分コースを頼んだ。こんな俺に22000円も、本当にありがとう。友人も同時並行でやって待っているらしい。70分なのは友人が初めてはこのくらいがいいと決めた。そして2人とも別の建物の待合室に案内された。

めちゃくちゃ緊張して待っていた。別に客側は最悪身を任せるだけでいいのに緊張する必要はないとわかってはいたがドキドキだ。5分くらいしたら友人が先に呼ばれ、その5分後くらいに俺が呼ばれた。

 


おじさんに案内された場所に嬢が立っていた。化粧が少し濃かったが普通にかわいかった。歳も老けては見えなかったのでOK。一緒に階段を登って部屋の前で靴を脱いだ。部屋はそこまで広くはないが、湯の張った浴槽と布団と体洗ったりする空間があった。明かりは薄暗くエアコンがついていた。特に自己紹介もされず、こっちの名前も聞かれなかったのでお互いの名前は呼ばないまま進んで行った。聞かれたらなんて答えようか悩んでいたのでよかった。

部屋に入ると服を脱ぐように言われ、少し手伝ってもらいながら裸になった。この時俺の服のスヌーピーが可愛いと言われた。(余談だが俺はスヌーピーなどに興味は一切ないが、ポケモン廃人だと思われたくないためポケモンを身につけないようにしている。別にちょっとピカチュウが描いてあるくらいでそんなこと思われるわけがないが)

そして「細いね〜、少食なの?」と自然に話題を見つけて話してくる。「こうやって話題を見つけるのか流石プロだ」と思いながら俺は「あ、うん」とかカオナシみたいな受け答えを続けていた。

そして嬢が脱いだ。薄いワンピースに上下青の下着だった。事前のリサーチでは童貞はブラホックの外し方がわからなくてあたふたするみたいな予測をしていたが試合中の立ち回りでカバーできるだろうと思って楽しみにしていた。しかし、嬢が1人で素早く脱いで全裸になったため期待が外れた。理想と現実が違くてちょっと残念だった。「真実か理想か!ポケットモンスター ブラホックとワイ」って感じだ。

そして裸で女の子と2人きりになるという普段ではありえない光景に脳がフリーズした。スリーサイズはモデルみたいな実数値だったが実際はそんなにナイスバディという感じはしなかった。まあ太っていない普通の女性ってこんな感じなんだろうなと思った。テレビやネットで水着で出てる人は相当限られた人間なんだろう。そのくらいのことは想定していたので予めそんなに高望みをしていない。全然いける。

だが正直脱ぐのが突然すぎて、裸を見るより最初に服から谷間が見えた時の方が興奮した。これが着てる方がエロいという感覚か。

ここでこういう店は初めてで行為も初めてであることを伝えた。すると「最初は緊張するよね〜」と言われた。優しい。

始めに椅子に座らされてシャワーを浴びた。そしたらアソコをいきなり触ってきた。脱いだ時からダイマックスしていたが、触られるとこんな感覚なんだなーと思った。

次に浴槽に入るように言われて2人で入った。そこで歯ブラシを渡されて一緒に歯磨き粉つけて歯を磨いてイソジンでうがいをした。歯磨きをする話は知らなかったので少し驚いたが衛生面を考えたらそりゃそうだなと思った。2人でシャカシャカ歯磨きをしている光景はちょっとおもしろい。そこで今日はなんで来たのかと聞かれて「有名ではないがゲーム実況しててそのファンに奢ってもらえたから」と答えた。Switchのゲームとは言ったがなんのゲームかは聞かれなかったのでポケモンとは言わなかった。

そして「潜望鏡知ってる?」と聞かれたので「調べたから知ってる」と答えた。そして腰を上げて湯船からでているアソコをフェラしてもらった。この状況も初めてで不思議な感覚になった。舌使いが上手で気持ちよかったが手に比べると刺激は弱かった。それが終わると布団に移動した。

 


布団に寝転がるように言われた。嬢も寝転がってきてキスをした。舌も入れた。これも初めてだったのでこんな感覚かーと思ったが不快ではなかった。でも内心「これ自分のアソコと関節キスやんけ」と思ってちょっと萎えた。

こんな感じで終始俺はあらゆる事象を考え過ぎてしまう。普段のクセなので仕方がないがこういう時は自分で雰囲気をぶち壊してよくない。

そして胸が手の届くところにあったので触った。一瞬触っていいか聞こうと思ったがバカバカしいのでやめた。柔らかった。Cカップらしいがこんな感じなんだなーと思った。胸を触っている事実に初めは興奮したが、結局は人の肉。太った友達の腹を触ってる時と感覚は全く同じだった。体勢を変えても触ったが嬢が寝転がっている時は脂肪が流れてか胸は小さく感じた。

俺が寝た状態に戻って嬢は乳首を舐めてきた。これはそもそもしてほしい願望はなかったし特に何も感じなかった。というか俺は肌が弱くてたまに乳首と服が擦れて出血するのだが血が出たりしなないかビクビクしていた。乳首血ビクビク。

俺も乳首も舐めさせてもらったが自分が気持ちいいわけでもなく期待してたより楽しいものではなかった。ただの肌や。

 


そしていよいよ本番。自分は寝たままゴムを付けてもらった。その後、嬢が挿入しながら上に乗ってくれた。ゴムをしていたのもあってか、そこまで入っているという実感はしなかった。動いてくれたら多少気持ちよかったが手に比べるとやはり 刺激は小さい。体勢を変えて自分が動きたいと言うと「できる?」と聞かれてやってみた。嬢を寝かせて挿入したが全く動き方が分からず、すぐ諦めた。これができるか確認してきた理由か。初めはできないもんなんやな。この嬢やはり手慣れている。

結局また俺が寝転がって騎乗位になった。ここで問題が起こる。動いてくれる分には気持ちいいがこのくらいの刺激ではイけない。店に来る前はちょっとしごけば出るくらいで70分なんて長すぎると思っていたがこれでは永遠に終わらない。昨日読んだ風俗失敗談のイけなくて手でやってもらったというのが脳裏をよぎる。一緒に来た友人に初めてだったりコンディションが悪いと中でイけないことがあると聞いていたがまさにこの状況のことか。ここまできて手は嫌だ。

そして嬢は動きながら声を出し始めた。しかし、ここで事前リサーチでのこういう時の声は気持ちいいからとかではなく雰囲気作りの演技だと言うのを思い出す。気を使わせちゃって申し訳ないとか考えていたら尚更現実に戻される。

嬢は俺の上に乗って動きながら乳首を舐めてくれたが別に気持ちよくはない。でも逆に考えると、腰を動かしている最中に乳首を舐めなかったら嬢は俺に対して他にすることがないことに気づいた。なんで俺はsexを背理法で証明してんだ。

俺も手が暇だったので折角だと思って胸を揉み続けた。結局肉だなーとかまた余計なことを考え続ける。

すると嬢が時間が迫っていると言う。このまま続けてもTOD負けする試合終了4分前の気分になった。てか具体的に何分なんだ。気になる。時計はあったが入った時間がわからないから残り時間が分からない。でもわざわざ聞くのも雰囲気が壊れるなーとかまた余計なことを考える。

嬢は色んな動きをしてくれていて、その中で素早く動いてくれたのは刺激が強くて気持ちよかったのでそれをもっとやってほしいと言った。激しく動いてもらうのは大変で申し訳ないとか、嬢の体重がモロにかかって重いかとまた無駄な思考をしながらも次第に気持ちよくなる。

そして遂に出すことができた。ギリギリなんとかなった。そして嬢がそのままハグしてくれた。嬢が立ち上がってゴムを取って拭いてくれた。出した瞬間は気持ちよかったが時間が迫っていたのもあり、そこから急いで体を軽く流して拭いて服を着た。ちょっぴり作業感。70分はめちゃくちゃ早かったが丁度よかった。友人の時間選択は神であった。ブリリアント。

 


帰りは室内の電話から嬢が案内の人に連絡をする。恐らく外に出るまでに別の客や嬢に会わないようにする為だろう。そこで少し待ち時間ができて嬢が「私実はゲーム持ってなくてSwitch買おうか悩んでるんだよね」と言ってきた。俺の始めのゲームの話題に関連させてきてる。気が効く。続けて「マリオカートってスマホのもあるけど違うの?」と聞いてきた。俺はマリカーを殆どやらないがスマホのはやってる人を聞いたことがなかったので「Switchの方がいいよ」と言った。そしたら「Switchって高いから買って面白くなかったらお金勿体ないなー。私子どもの頃あんまりゲームやったことなくて…」と言う。金の話をするな、計算してしまうだろ。俺が払った22000円のうち嬢がもらえるのは6〜7割だとしたら約15000円。Switchは3万するから2、3回はこれをしなければならない。嬢とはいえど数万の出費は大きいよな。しかも子どもの時ゲームしたことないってもしかして貧乏な家庭環境だったのか?もしかして貧乏だったから金が必要でここで働くようになったのか?一緒に来た友人は金がなくて大学を中退して今の仕事をしていると言っていたし、彼らがこの仕事をしているのは環境のせいではないかと可哀想に思えてきた。(余計なお世話である)

俺は親の金で大学まで行かせてもらって恵まれた環境だったからこういう世界を知らなかったと気づいた。仕方なかったんだよなライナー。

 


そして部屋を出た。部屋を出る時「時間かかっちゃってごめんね」と言われた。優しい。君は全く悪くない。多分俺も悪くないし誰も悪くない。てか、この部屋鍵なかったのか。なんか恥ずかしいけど防犯上仕方ないか。階段を降りながら「女の子のファンが彼女になってくれたらいいね」と言ってくれた。優しい。下の階まで送ってくれて最後にハグをしてくれた。「ありがとう」とお互い言って別れた。嬢はよく話かけてくれて最後まで気を遣ってくれるいい人だった。満足である。

 


その後友人と合流し、近くにあったのでスカイツリーで飯を食うことにした。友人と店でのことを話しながら、スカイツリーポケモンセンターを眺めてからフードコートで焼肉丼を食べた。店を出た直後は元気だったが飯を食ったら突然疲れがどっと来て眠くなって20分その場で寝た。よく考えたら夜そんなに寝てなかったし70分もやったら疲れるもんだな。てか俺ほぼ動いてなかったけど嬢はめちゃくちゃ疲れてそうだなと思った。

その後なんやかんやして家に帰った。

次の日は太ももの裏が筋肉痛になっていた。その次の日も筋肉痛だった。俺が貧弱なだけかも。

 

 

 

ここからは今回のことに関する自分の認識の変化について話していきたいと思う。

 


・行為をすることへの認識

色々な体験ができてよかったと思う。裸の女性を見たり、他人に体を触られることの感覚を知れてよかった。これでいつかやることになっても取り敢えず安心だ。正直触れ合いの感覚意外に何か満たされるようなものがあるかと期待していたが特になかった。

シンプルに考えてしまえば世の中の事象は人間が話したり体を動かすことでしかない。性行為もその一つと見れる。そしてめちゃくちゃ疲れた。こんなに疲れることを自分が金を払ってまたやろうともあまり思わないし、払ってくれるとしても月1とかで精一杯だなと思った。

 


・女性感

自分の中でなんとなく変わった気がするのは女性に対する認識である。今までは女性は別の生き物で脱いだら胸があってエロくてとか意識してしまっていたが、別に腹の肉の一部が上半身に着いてるだけで大したことないなーと思えるようになった。同じ人間だ。この認識が今回得た1番のものだと思う。今後は女性に対して今までより気楽に話せるようになる気がしている。

これは以前風俗レポートで見たが「彼女のいたことない童貞が風俗に行っても何も得られず、本当に欲しかったのは愛されることだったこと気づく」というものだ。結婚しても行為なんて殆どしないから結局楽しく飯食いながら話せる人がいいのではないかと前々から考えていた。そして俺の人生で数えるほどしかない女性と2人で飯を食ったり話したりする時間を振り返ると、女性とできる最も楽しいことなんじゃないかと改めて思えてきた。頑張って彼女作りてえな。

 

 

 

・童貞の認識

そもそも自分が童貞であることにそこまでコンプレックスを抱いてはいなかった。言わなければ知られないし、別に他人と比べる意味も感じない。風俗で童貞を卒業するのは金さえあれば誰でもできることだ。そんなにめでたくはないと思う。童貞をバカにする風潮があるのは行為をしたかではなく、その人が深い関係になれる女性を見つけられていないことを咎めているのである。自分は性行為に対してとてつもなくハードルが高いものだと感じていたが、相手がいるかは別としてやること自体は難しくはない。これをしたことがあるかでマウントを取り合ってる連中はしょーもないなと感じた。

こんな簡単に子どもが作れるなら、子どもがいるのに不倫したりする人の気持ちが多少は理解できる気がした。

 


・世間の風俗や性行為への風潮への認識

世の中の風潮として風俗で働くのはよくないことであり青少年はそういうことに関わるべきではないというのがある。

俺は友人と会って風俗の仕事の認識が変わった。まずこの仕事はチートに思える。時間単位の収入が大きすぎる。別に自分がやろうと思うわけではないが、俺が必死に勉強してちょっと時給の高い塾で働いているのが比べものにならない。風俗で働くのに必要なのは専門的な技能も多少あるかもしれないが一番は「覚悟」であると思う。一応法も犯していないし、基本的には自分の健康にも悪くない、ただ世間的によくないとされているだけで高収入なこの仕事を選ぶ考えは理解できる。寧ろ賢い選択にまで思える。

俺は子どもの頃から真面目で下ネタを避けるべきだと思って生きてきた。学校でも性行為の具体的な仕方なんて授業はなかったから詳しくは知らなかった。そうやって生まれてしまったのが拗らせた今の俺だということに気づいた。日本の教育とバカ真面目に生きた俺の功罪である。そもそも何故日本の学校性教育をしないのだろう。元を辿れば生物なんて数を増やすために生きているのに義務教育で増やし方を教えないなんておかしい。そして人間は数ある生物の中で高い知能を得た。知能はより生き抜くためにあるべきなのに、そればかりが行き過ぎた結果俺のような人間を産むことになるし、自殺や戦争も起こっている。何のために人間は進化したんだろうか?

話を戻そう。結局俺が言いたいのは下ネタは避けるべきだという教育は誰かが作った風潮であり、風俗業への職業差別や行為への偏見を植え付けているのではないかということである。これも立派な仕事だし、人間として必要な行為の練習の場として寧ろあるべきものだと思った。当然だが一応、未成年の権利が侵害されていいだとかは思っていない。あくまで偏見に気づいただけだ。

 


かといって俺が今後下ネタを堂々と話したりするということはないだろう。いつも通りむっつりスケベで健全なフリをして生きていく。ただ今回考え方が変わったものを俺の中に留めて生きていこうと思っているだけだ。

 

 

 

 


終わりに

なんでソープ行っただけで日本の教育と人類の進化の話してんのかわけわかんねえな。書いてたら楽しくなって沢山書いてしまった。書くのにこんなに時間かけてまで恥ずかしい思いをするなら、22000円くらい返せばいいようにも思えてきた。今更後戻りはできねえな。

繰り返しになるが友人に感謝したいと思う。新たな知見をありがとう。嬢にもありがとう。

 


以上

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